中高生に聞かれたときに困らない「親向けやさしい解説」
「円安って何?」「なんで物価が上がるの?」
ニュースを見た子どもにこう聞かれて、うまく説明できずに困ったことはありませんか?
円安・円高は難しい経済用語に見えますが、実は“モノの値段のしくみ”と同じ考え方です。この記事では、具体例・歴史・現状を交えながら、親がそのまま子どもに説明できる形でまとめます。
0. まずクイズ!

少し考えてみましょう!
この記事を読むと、どれが最も最適かわかるでしょう!!
答えは最後に👇️
1. 基本:円安・円高ってなに?
1-1 円の「価値」が上がるか下がるか
円安・円高とは、
外国のお金(ドルなど)に対して円の価値がどうなっているかを表す言葉です。
例)
- 1ドル=150円 → 円の価値が低い(円安)
- 1ドル=100円 → 円の価値が高い(円高)
同じ1ドルでも、たくさん円を出さないと買えない状態が「円安」です。

1-2 子ども向けのたとえ話
こう説明するとわかりやすいです。
「100円でチョコが1個買えていたのに、150円出さないと買えなくなったら、“円の力が弱くなった”ってことだよ」
円の“買う力”が強いか弱いか、というイメージです。
2. 具体例で見る円安・円高
2-1 円安になるとどうなる?
円安のときは、外国から買うモノが高くなります。
例:
- ガソリン(原油は海外から輸入)
- 小麦(パン・麺類)
- スマホなどの電子機器
つまり、輸入品の値段が上がりやすい → 物価が上がりやすい。
子どもにはこう言えます。
「外国から買っているものが高くなるから、日本で売る値段も上がるんだよ」
2-2 円高になるとどうなる?
円高のときは、海外のモノが安く買えます。
例:
- 海外旅行が安くなる
- 輸入食品が安くなる
- 原材料が安くなる
ただし、デメリットもあります。
日本の会社が海外にモノを売るとき、
ドルで受け取ったお金を円に換えると少なくなるため、
輸出企業はもうけが減ることがあります。
3. 円安・円高の歴史
3-1 かつては超円高だった時代も
2010年ごろ、日本は「1ドル=80円台」という円高の時代がありました。
このとき:
- 海外旅行は安かった
- でもトヨタなど輸出企業は苦戦
円高は「いいことばかり」ではありませんでした。
3-2 近年の円安(2022年以降)
2022年以降、日本は大きな円安になりました。
背景:
- アメリカが金利を上げた
- 日本は金利をあまり上げなかった
- 投資マネーがドルに流れた
その結果、1ドル=140円〜150円台になるなど、
歴史的な円安水準になりました。
その影響で、
- 食品値上げ
- ガソリン価格上昇
- 電気代上昇
といったニュースが増えました。
4. なぜ円安・円高は起きるの?

5. 円安は悪い?円高は良い?
結論から言うと、
どちらもメリット・デメリットがある
円安のメリット・デメリット

円高のメリット・デメリット

子どもにはこうまとめられます。
「円安も円高も“良い・悪い”じゃなくて、誰にとって得か損かが違うだけなんだよ」

6. 今の日本とこれから
現在の日本は、長く続いた円安局面のあと、金利政策の見直しなどで少しずつ変化が出ています。
今後は、
- 日本が金利をどれだけ上げるか
- アメリカの景気がどうなるか
が大きなポイントになります。
子どもにこう伝えるとよいでしょう。
「円の値段は、世界と日本の“元気さ比べ”みたいなものなんだよ」

まとめ:親が押さえておきたいポイント
✔ 円安=円の価値が下がる
✔ 円高=円の価値が上がる
✔ 円安だと輸入品が高くなる
✔ 円高だと輸出企業が苦しくなる
✔ どちらにもメリットとデメリットがある
ニュースで円安・円高の話題が出たときは、
「誰にとってプラス?誰にとってマイナス?」
と一緒に考えてみると、経済の理解がぐっと深まります。

クイズの答え
答えは・・・・
「D」どちらにもメリットとデメリットがあり、立場によって得か損かが異なる
円安は輸出企業や観光業には有利ですが家計には厳しく、
円高はその逆で、一概に善悪は決められません!
みなさんいかがでしたか??



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