「どちらかを選ぶと、もう一方をあきらめる」ってどういうこと?
「トレードオフ」という言葉、ニュースや授業で聞いたことはありませんか?
ちょっと難しそうに見えますが、実は私たちは毎日トレードオフをしています。
今日は、中高生にもわかるように、身近な例で説明します。
0.まずはクイズ
今回は、オープンクエスチョン!
「トレードオフについて、個人の選択と国の決断に共通して言えることは?」
少し考えてから記事を読んでみて下さい☺️
1. トレードオフって何?
トレードオフとは、
👉 何かを選ぶと、別の何かをあきらめる関係
のことです。
つまり、
「両方はムリ!」
という状態です。

2. 身近なトレードオフの例
① テスト前の夜
- 勉強する
- ゲームをする
どちらも同じ時間にはできません。
ゲームをすれば、勉強時間は減ります。
勉強すれば、ゲーム時間は減ります。
これがトレードオフです。

② おこづかいの使い道
1,000円しかないとします。
- マンガを買う
- 友達とおやつを食べる
両方はできないかもしれません。
どちらかを選ぶ=どちらかをあきらめる。
これもトレードオフです。

③ スマホのバッテリー
- 明るさを上げる → 見やすい
- でも電池の減りが早い
便利さと電池の持ちの関係もトレードオフです。

3. 経済の世界でのトレードオフ
トレードオフは、国の政治や経済でも起きます。
① 景気を良くする vs 物価を安定させる
景気を良くするためにお金をたくさん回すと…
→ 物価が上がりやすい(インフレ)
物価を抑えようとすると…
→ 景気が悪くなることもある
これもトレードオフです。
② 税金を下げる vs 福祉を充実させる
税金を下げると、国の収入は減ります。
でも福祉を増やすにはお金が必要です。
- 税金を低くする
- 公共サービスを増やす
両方を同時に最大にするのは難しい。
これもトレードオフ。
4. なぜトレードオフが起きるの?
理由はシンプルです。

限りがあるから、選ばなければならない。
だからトレードオフが生まれます。
5. トレードオフ=悪いこと?
いいえ。
トレードオフは「失敗」ではなく、
👉 より大切なものを選ぶ作業
です。
大事なのは、
- 何を得て
- 何を失うのか
を考えること。

クイズの答え
「どちらも「限られたもの」の中で、より大切な物を選んでいる」です!
いかがだったでしょうか?
個人と国では、規模は違えど、資源は有限です。
それをどう配分するかという構造は、同じといえるでしょう!
まとめ
トレードオフとは、
「何かを選ぶと、別の何かをあきらめなければならない関係」
私たちは毎日、時間やお金のトレードオフをしています。
そして国の政治や経済も、常にトレードオフの中で決断しています。
ニュースを見るときは、
「この政策は、何と何のトレードオフなんだろう?」
と考えると、理解が一気に深まりますよ。



コメント